2009年05月17日

「幻夜」著者:東野圭吾

【内容】
阪神大震災の朝、その混乱に乗じて殺人を起こしてしまった雅也。
それを目撃した近くのアパートに住む美冬。
美冬に言われるまま雅也は東京へ行き、職に就く。
二人の不思議な関係と彼らの周りに巻き起こる事件の数々。
「白夜行」を思わせる展開に目が離せない。

4087461343幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7))
東野 圭吾
集英社 2007-03

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◆◆感想◆◆
今頃?っと言われそうですが、見ましたよ「幻夜」。
一言で言うと、もう「やられた」って感じです。
私の大好きな「白夜行」の姉妹作品といわれている今作。見ないわけにはいかないでしょう。

「百夜行」同様、「幻夜」も様々な人々の視点から描かれています。ひしひしと迫る暗い影が不気味で怖いんですよね〜。
「百夜行」と違うところは中心人物である雅也と美冬の関係が細かく描かれているというところ。

ラスト1/5までくると、もうかっぱえびせん並に止まりませんよ。
この作品に隠された大きな謎に貴方は気付けるか!!
ラベル:幻夜 東野圭吾
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2008年09月10日

「償いの椅子」著者:沢木冬吾

【内容】
ある男の葬式に、5年間行方不明だった男が現れた。
その車椅子の男を見つめるいくつもの目。

彼はなぜ5年間行方不明だったのか?
亡くなった男との関係は?
なぜ車椅子だったのか?

404383201X償いの椅子 (角川文庫)
沢木 冬吾
角川書店 2006-10

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◆◆感想◆◆
上野駅の本屋さんで一押しされていた本でした。
何を読んだらいいか迷ったら私は上野駅へ行くことにしています。

上野駅の本屋さんのお勧めは間違いないですから。
文庫のお勧めを良くしてくれている事もポイントの一つです。

そんなこんなで先日読み終わったのがこの「償いの椅子」。
593Pの長編ですが、だらけ複線だらけの展開にあっというまの読破でした。

さまざまな人間達の強い想いが交錯している
熱い熱い物語です。



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2007年04月30日

「手紙」著者:東野 圭吾

【内容】
両親のいない剛志は弟の大学資金ほしさに強盗殺人を犯してしまう。弟の直貴は兄の起こしてしまった罪に苦しめられながらも必死に生きていた。そんな直貴に月に一度必ず兄から手紙が届く。

4620106674手紙
東野 圭吾
毎日新聞社 2003-03

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◆◆感想◆◆
強盗殺人犯の弟。これはもう逃れようのない事実。
優しくて真面目な兄が起こしてしまった事件のせいで、弟 直貴は苦しめられます。周りの友達や先生やバイト先の人達も、みんな嫌がらせなんてしてきません。ただ見えない距離を自然とおくだけ。続きを読む
ラベル:手紙 東野 圭吾
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2006年11月24日

「白夜行」著者:東野 圭吾

【内容】
1973年 大阪の廃墟ビルで質屋の主人の他殺体が見つかった。容疑者は何人もあがるものの、いずれも決定打にかけていた。一年後、容疑者のうち二人が不審な死を遂げる。刑事の笹垣は釈然としないものをかかえていたが、捜査は打ち切られてしまった・・・

白夜行
白夜行


◆◆感想◆◆
ドラマの「白夜行」に感動して、本を読みたい!!と思っていたのですが、殺人的な分厚さの文庫に恐れをなして、今の今まで読み始めることが出来ずにいました。でも、いざ読み始めてみるとドンドンページが進んでいって、止め所が分からなくなるくらい。
続きを読む
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2006年05月17日

「夜の果てまで」著者:盛田 隆二

【内容】
何となく付き合っていた彼女に何となく振られた北大生の俊介。初めて入ったラーメン屋で、俊介がひそかにMさんと呼んでいる女性と会った。その女性は、俊介がバイトをしているコンビニへ毎週土曜の夜に来てM&Mを万引きしていく女性だった。

夜の果てまで夜の果てまで
盛田 隆二


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◆◆感想◆◆
結構厚めの文庫でした。
この小説は、涌井裕里子という女性の「失踪宣告申立書」の内容から始まります。失踪から7年以上が経過し、帰来する見込みもないため婚姻関係を解消するといった内容でした。題名は「夜の果てまで」、う〜ん結構激しい展開が予想されるスタートですよね。

とても、苦しい愛でした。
愛の行方がとてもリアルに描かれていました。親とか子供とか、仕事や社会。好きなように、自分が思うように生きようと思っても、いろんな柵があるんですよね。自分が思う真っ直ぐな道が、世間一般のそれと違ってしまうということは、こんなに辛く苦しいものなんだなと思いました。

ラストはなかなか面白い終わり方をしています。

好みによって賛否両論あるかもしれません。
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2006年04月20日

映画ベスト150

続・世界の映画オタクが選んだ
史上最高の映画ベスト150!


B000FAO6S2Cut (カット) 2006年 05月号 [雑誌]

ロッキング・オン 2006-04-19
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すごいっす。「オズの魔法使い」から「キング・コング」まで、濃〜〜い150本でした。最低でもこの150本は観よう!そう誓ったヨメなのでした。
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2006年04月12日

「ダ・ヴィンチ・コード」著者:ダン・ブラウン

【内容】
宗教象徴学の大学教授、ロバート・ラングドンはパリでの講演の前夜、司法警察に呼び出される。彼らはラングドンの専門知識を借りたいと言う。連れてこられたのはルーブル美術館の館内。そこにはルーブル美術館館長の変わり果てた姿があった。館長は最後のメッセージとして、不可解な暗号を残していた。

4042955061ダ・ヴィンチ・コード 上・中・下巻 3冊セット
ダン・ブラウン 越前 敏弥
角川書店 2006-03

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◆◆感想◆◆
ついに文庫が登場しました。¥580 (税込)で上・中・下三冊です。ちょっとお得ということで、早速購入しちいました。内容は結構難しいのですが、ハリウッド映画バリの展開であっという間に読めちゃいますよ。
「ウィトルウィウス的人体図」、「モナ・リザ」、「岩窟の聖母」、「最後の晩餐」っといったダヴィンチ作品が多数出てきます。そして、ダヴィンチがそれらに託したメッセージを読み解いていくうちに、殺された館長のメッセージが分かっていく!っというような作りになっています。
ただの犯人探しの謎解きではありません。物語の根底には、宝探しにも似た歴史ロマンがあるのです。

キリスト教徒の少ない日本ではあまり身近な話題ではありませんし、世界が言うほど衝撃的な内容とは感じないかもしれません。(知り合いのクリスチャンは衝撃を受けていましたが)でも、エンターテイメント性の高いさくひんですので、素直にワクワクドキドキできると思います。
なかなかお勧めですexclamation×2

ひらめきもうすぐ映画も公開

2006年5月20日(土)全世界同時公開
「ダ・ヴィンチ・コード」

監督:ロン・ハワード
出演:トム・ハンクス、オドレイ・トトゥ、ジャン・レノ

※ラングドンは、原作では「ハリス・ツイードのハリソン・フォード」って書かれてたのに・・・・。
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2006年03月31日

「ナラタージュ」著者:島本理生

友達のブログで興味を持った本でした。

高校を卒業して一年。高校時代所属していた演劇部顧問の葉山先生から「部活を手伝って欲しい」との電話があった。泉は突然の電話に戸惑いながらもかつての仲間達と手伝いに行くことに決めた。

ナラタージュナラタージュ
島本 理生


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葉山先生と主人公の関係が具体的に分からないまま物語は進んでいきます。何かあるんだろうな〜とは思えるのですが、前半は演劇部の練習風景や部活の仲間の紹介が大半で、二人の微妙な距離を感じるのが精一杯です。

日常の描写が細かく丁寧でとてもリアルです。若い作者ならではだと思いました。

後半になるにつれ、内容もどんどん辛くなってきます。好きとか愛してるとかそういうことより、ただただ世界で一番そばにいて欲しい人。その人にそばにいてもらえる幸せ。その人と会えない苦しみ

ラスト1ページ。お腹のそこから何かが込み上げてきて、声を上げずに泣きました。

「きっと君は、この先、誰と一緒にいてもその人のことを思い出すだろう。だったら、君といるのが自分でもいいとおもったんだ」

本誌4頁より
posted by ヨメ at 22:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 本>小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月26日

「暗いところで待ち合わせ」著者:乙一

乙一作品はデビュー作の「夏と花火と私の死体」以来2作目。
この人の作品は設定や展開が独特で面白い作家だと思います。

【内容】
3年前の交通事故がきっかけで目が見えなくなってしまった天涯孤独の女性ミチル。ある日、彼女の家へ殺人犯として追われている男がやってきた。男は彼女が視覚障害者であることを承知で、警察の追っ手から逃れるためミチルの部屋で彼女に悟られず生活をすることを思いつく。

暗いところで待ち合わせ暗いところで待ち合わせ
乙一

夏と花火と私の死体 死にぞこないの青 さみしさの周波数 失踪HOLIDAY きみにしか聞こえない―CALLING YOU

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目の見えない人の家に勝手に身を隠すという奇想天外な設定。そんな設定に興味をそそられついつい買ってしまいました。なかなか面白い作品でした。「夏と花火と私の死体」でもそうでしたが、おかしな設定に「何だコレ?」「何だコレ?」と思いながらも最終的には面白かったです。

全部で5章に分かれているのですが、ミチルとミチルの家の隠れている男の両方の視点から交互に話しが展開されていきます。二人が直接会話をしない分、両方の視点から描くことでお互いどういう気持ちで生活し、行動していたのかがわかるようになってます。

設定もそうですが、文章もなんだか独特なんですよね〜。「多分この人暗い人だな〜」っていう感じがプンプンしました。具体的に?と言われると難しいですが。


ひらめき関連ブログ
華流シネマ鑑賞記(映画か決まったみたいですね)
DKの処本箋(乙一 『暗いところで待ち合わせ』)
読書の空 (暗いところで待ち合わせ)
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2006年03月17日

「かたみ歌」著者:朱川湊人

「花まんま」で直木賞を受賞した朱川湊人の受賞後第一作。

1.紫陽花のころ
2.夏の落し文 
3.栞の恋   
4.おんなごころ
5.ひかり猫  
6.朱鷺色の兆 
7.落葉の天使 


かたみ歌かたみ歌
朱川 湊人

新潮社 2005-08-19
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おすすめ平均

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昭和の東京をノスタルジックに描いた短編集です。
っといってもこの7編からなる短編は、全てアカシア商店街という商店街が舞台となっています。一つ一つは独立したストーリーとなっているのですが、7編全て読み終えたときに味わうことができる感動があります。

全てのお話しに登場するのは芥川似の古本屋の主人です。彼は毎日覚智寺というお寺へのお参りを欠かしません。覚智寺はあの世と繋がっていると言う噂。

不思議で、ちょっと怖く、切ない7つの短編。
ジーンと心に沁みてきます。

7つともそれぞれ全く違った印象を与えてくれます。

忘れてしまってはいませんか?
あの日、あの場所、あの人の、
かけがえのない思い出を。


「かたみ歌」帯より
posted by ヨメ at 00:26| Comment(2) | TrackBack(0) | 本>小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月16日

「慟哭」著者:貫井 徳郎

・東京都西部、一ヶ月前から行方不明だった少女が遺体となって発見された。マスコミは、同じ月曜日に行方が分からなくなっている事件と結びつけ、捜査一課への批判はどんどん強くなっていった。

・松本は、心に深い闇を持っていた。ある日、道を歩いていると若い女性に「あなたの健康と幸せを祈らせてください。」と言って呼び止められる。それ以来、彼は宗教の世界へのめり込んでいくことになる。

慟哭
慟哭


二つの関係ないように思われるストーリーが、交互に展開されていきます。
きっとどこかで繋がって来るんだろうな〜とは思うのですが、
なかなかそのは解けませんでした。

処女作とは思えないほどの出来栄えです。
本当にストーリー展開がすばらしいです。

ミステリーとしても、人間ドラマとしても上質ですねexclamation

「慟哭」・・・。

読後はその題名が深く突き刺さります。


posted by ヨメ at 20:09| Comment(2) | TrackBack(0) | 本>小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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