2009年05月15日

「フロスト×ニクソン」

2008年 アメリカ
監督・製作:ロン・ハワード
出演:フランク・ランジェラ、マイケル・シーン、ケビン・ベーコン、レベッカ・ホール、トビー・ジョーンズ

【内容】
ウォーターゲート事件で失脚したニクソン大統領。その辞任中継の視聴率の高さに目をつけた人気テレビ司会者・フロストは、ニクソンへの1対1のインタビュー番組を企画。ニクソン側も扱いやすいフロスト相手のインタビューを名誉回復の機会ととらえ、法外なギャラで出演契約を結んだ。フロストは事件に対する謝罪の言葉を引き出すべく・・・

B001S2QNM8フロスト×ニクソン (フランク・ランジェラ 主演) [DVD]


by G-Tools


◆◆感想◆◆
コメディアン出身司会者がニクソンへの歴史的インタビューをきっかけに一躍トップジャーナリストの仲間入りを果たした。そんな棚からぼた餅的なシンデレラストーリーを想像していたのですが、真実は小説よりも奇なりと申しますか、物語の舞台裏は男たちの血の涙と汗にまみれた泥臭いものでした。

フロストのスタートはニクソンの辞任会見の瞬間から始まりました。テレビをみた彼はすぐに世界中での視聴者数を調べさせたのです。

ウォーターゲート事件の真相を隠すためアメリカ大統領初の任期途中での辞任をしたニクソン。そのニクソンのインタビューをとり謝罪を引き出す。もしそんな事が成功したらそのインタビューは歴史に残るものとなることは確実でした。

「才能もないのに人気者」そんな風に揶揄されることもあるフロイト。これを気にアメリカメディアへの進出を目論んでいました。アンチニクソンでノンフィクション作家のレストンはそんなフロイトへ最初から不信感を持っていました。

もし実現したら世界中から注目を集めること間違い無しのインタビュー。アメリカ進出を狙うフロイトと同様、ニクソンもこのインタビューを機に政界への復活を狙っていました。つまり、ニクソンの謝罪を引き出せなければ、世界的な罪人であるニクソンの大宣伝番組を作ってしまうことになるのです。

一介の司会者にそんな大それたことができるのか・・・
スポンサー探しも困難を極めました。

生きるか死ぬか。天国か地獄か。
フロイトとニクソンの一騎打ちが始まります。

フロイトの仲間達が当時を振り返り語る場面が何度となく挿入され、ドキュメンタリーのような雰囲気も出しているところも面白いところ。より客観的にこのインタビューを見ることが出来ます。

手に汗握る心理劇
俳優陣の素晴らしい演技はため息ものです。ケビン・ベーコン演じるニクソンの腹心の存在も面白い効果を出していますね。


posted by ヨメ at 21:50| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画>映画【は行】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック

「フロスト×ニクソン」 言葉の拳闘
Excerpt: 昨日観た「ウォッチメン」にもニクソンが出てましたが、こちらの作品「フロスト×ニク
Weblog: はらやんの映画徒然草
Tracked: 2009-05-16 21:13
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。